2024
07.10

素顔のわたし 医師としての立場と女性として生きる立場 性別適合手術なしで性別変更を可能とすることと 性別適合手術を否定は一致しない… ここには私の医師としての立場と女性として生きる立場の 矛盾がある。 医師の立場としての意見は、 昨…

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素顔のわたし

医師としての立場と女性として生きる立場

性別適合手術なしで性別変更を可能とすることと
性別適合手術を否定は一致しない…

ここには私の医師としての立場と女性として生きる立場の
矛盾がある。

医師の立場としての意見は、
昨今の判決のことばかりを報道されるけど、
2019年には国際的な人権団体のヒューマンライツウォッチが日本政府に、性別変更に性別適合手術を強要する要件は人権侵害だと警告した。これは、国連人権高等弁務官事務所が発している内容と矛盾しない。

どんな手術でも患者は自由意思のもとに判断ができなければ、大きな人権侵害。
違法な臓器売買は、金銭を目的に臓器提供手術を強要される。
先日の旧優生保護法の法律のもとに避妊手術を強要されたことは、明らかな人権侵害だったと判断された。

手術を受けなければ性別変更ができないとする現行法は、
性別適合手術に自由意志がない。明らかな人権侵害。

だから最近の判決は当たり前のことだと、医師としては
考える。

それでは…
女性として生きる私自身の考えは…
例え、性別変更に性別適合手術が不要となったとしても、
やはり性別適合手術を受けると思う。
やっぱり、いつ、どこでも、女性として普通に生きたい。
大事なパートナーからも普通の女性として感じて欲しいから、法的な性別変更をするために性別適合手術が不要になっても、普通に女性として生きるために性別適合手術を私は選択する。

自由意志ではない性別適合手術が不要になることは、
医師として賛成するけど、
生まれ持った性別とは反対の性別で生きていくためには、性別適合手術を望むことは当たり前のことだと思う。

私はそう思う

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